| とびきりおいしい紅茶を飲むための7つの秘密 | ||||||||||||||
5.紅茶の等級はおいしさのガイドになるの? 紅茶に等級(グレード)をつけて、表示されている場合があります。 たとえばSFTGFOP (スーペリア・ファイン・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコの略ですが) というような表現ですが、あなたもどこかで見た事ないですか? 高い等級がつけられた紅茶は、価格も結構高いですよね。 では、等級とおいしさって関係あるのでしょうか? そもそも等級って何なのでしょうか? 紅茶は出来あがった時に、いくつものふるいにかけて茶葉の大きさ別に選り分けます。 等級の分類というのは、このふるいわける機械のメッシュのサイズで分けられます。 つまり、等級というには「紅茶の茶葉の形、大きさ」を示しているのです。 紅茶の品質とか、味ではないのです。 というのは、 等級の付け方には、国際的にも共通のガイドラインというものは何も無いんです。 法もないので、当然取り締まるところもないんです。 つまり、会社やお店が適当に等級をつけて売っても、罰せられることはありません。 勝手に表現して、等級をつけていいんです。 だからA店とB店の紅茶を、同じ等級であっても品質を比較することはできないのです。 さらに、A店のなかの紅茶でも、茶園名のついた紅茶の場合、 等級がついていても比較できないこともあります。 というのは○茶園と△茶園の紅茶の等級の付け方は違うからです。 A店が仕入れた茶園の紅茶に、A店独自の等級をつけずに、 そのまま○茶園、△茶園の等級を表示したらどうでしょうか? ○茶園、△茶園の等級がごちゃごちゃになって、もう、なんだかわかりませんよね。 また品質の良さをアピールするかのように、 ゴールデン・チップ(芯芽)の多いものを等級が高いと表現されていることもあります。 僕がティーセミナーでやる実験に、 紅茶のゴールデン・チップ(芯芽)だけをを集めて飲むというのがあります。 これを飲むと、生徒さんの10人中10人が 「おいしくありませんね!!!」 と言います。 ゴールデン・チップ(芯芽)には、ほとんど旨みしかないのです。 旨み、苦味、渋みのバランスが取れているものがおいしい紅茶です。 「過ぎたるは及ばざるがごとし」なのです。
SFTGFOP(スーペリア・ファイン・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ) というような言葉は、古くからあったものではありません。 紅茶をより高く売るなどのために、時代とともに、 無意味な形容詞が、どんどん増えていきました。 でも、紅茶の品質や味とは無関係なのです。 つまり、おいしい紅茶を選ぶのに、等級は関係ないんです。 等級をつけることで、高い価格をつけることはできますが、おいしさのガイドにはなりません。 だから僕はOPとBOP以外の等級をつけないことにしました。 → 6.ブレンドティーはどんな紅茶なの? へ進む |
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